CLTに対応したGIR接合「サミットCLT工法」を開発-構造性能評価を取得-

記事カテゴリ : お知らせ
公開日 : 2018年12月06日(木)

SMB建材()(社長:角柄明彦,本社:東京都港区 )木構造建築部は、木質二方向ラーメン構造「サミットHR工法」で培われたGIR接合の知識と経験をもとに、このたび「CLT」に対応したGIR接合方法を藤寿産業()(社長:蔭山寿一,本社:福島県郡山市)と共同開発し、各々構造性能評価を取得しました。

これにより、安心・安全な建物を高品質かつ迅速に提供することが可能になり、CLTを様々な建物でより一層利用しやすくなりました。

SMB建材では、12月より本格的に 「サミットCLT工法」の名称で 全国を対象に営業展開を行います。

■「サミットCLT工法」の特徴■

構造性能評価を取得済みなので従来の構造計算ルートで対応可能

「サミットCLT工法」は、CLTの仕口に孔加工した部分にM20の全ネジを挿入し、エポキシ樹脂で充填硬化する接合方法のことをいい、軸組(柱と梁)を併用することで鉛直にも水平にも強みを発揮する工法です。 

尚、構造性能評価は、CLTGIR接合するという接合部分の評価を取得しているので、建物の一部分だけでの使用も可能です。特に「サミットCLT工法」は、「サミットHR工法」の流れを汲んだGIR接合で、高剛性、高耐力なので、RC造や鉄骨造との混構造にも採用可能で、オールマイティに使用でき、幅広い採用ができます。

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