工法別の比較表
下記のタブをクリックしてHR × SJ、CLT(軸組) × CLT(パネル)、それぞれの比較表を切り替えできます。
HR × SJ
CLT(軸組) × CLT(パネル)
HR×SJ | サミットHR工法 |
サミットSJ工法 |
|
---|---|---|---|
構造 | 二方向ラーメン構造 | ピン構造 or 一方向ラーメン構造 | |
建築計画 | プランニング | 二方向ラーメン構造のため、設計自由度が高い。 | 水平抵抗要素として筋交いなどが必要な場合は、 プランニングに制約有り。 |
セクション | スキップフロア他柔軟に対応可能。 柱梁材の見せ方が比較的シンプル。 |
断面形式には、一部制約あり。 方杖などがある場合には、天井高への配慮が必要。 |
|
構造優美性 | イメージ | RCラーメン構造に近い。 | ブレス付S造に近い。 |
架構 | 柱・梁(軸組)で構成されているのでシンプル。 シンプルな構造が空間を惹きたてる。 |
立体構造やトラス的イメージ、 小材の集合体による架構複合柱梁や 特注金物の衣装ディティール表現が豊富。 |
|
防錆性 | 接合部が外部に露出しないため、 木のぬくもりを失わず、塩害対策にも有効。 |
金物が外部に露出するため、 塩害などに注意が必要。 |
|
施工性 | 工期 | 建方は乾式工法。 エポキシ注入は湿式工法のため、 SJ工法に比べて若干工期は長め。 |
S造的乾式工法のため、 比較的短い工期が可能。 |
部材ピース | 大断面部材が主体になる為、 部材ピース数は少なめ。 |
小断面部材が比較的多い。 部材ピースは多いが、大断面に比べ扱いやすい。 |
|
構造耐力 | 構造耐力 | 半剛接合で接合耐力が非常に高い。 タイバーと方杖を採用した大スパン構造に最適。 |
接合耐力が「大きい」。 接合体力不足を補うトラス構造、 3ヒンジ構造、立体構造、筋交いなどを採用。 |
変形量 | 断面効率が高く、接合部の変形量が少ない。 | 接合部の変形量が大きい。 | |
接合耐力 | エポキシ樹脂硬化後の接合部耐力は安定。 | 木部乾燥によりボルトナットの緩みが発生するので、 相応の対策が必要。 |
|
詳細ページ | サミットHR工法 | サミットSJ工法 |
CLT(軸組) × CLT(パネル) |
サミットCLT工法(軸組) |
サミットCLT工法(パネル) |
||
---|---|---|---|---|
※告示により7層7プライ(強軸)・9層9プライは、面外方向に応力負担する箇所(床・屋根等)は使用不可 | ||||
接合部位 | CLT耐震壁(GCW) | CLT床・屋根(GCH) | CLTパネル工法における各接合部位に対応 | |
接合方法 | GIR接合 | GIR接合 | ||
M20全ネジボルト+エポキシ樹脂 | M20全ネジボルト(一部縮径)+高ナット+エポキシ樹脂 | |||
構成要素 | 柱・梁フレーム+CLT | CLT | CLTパネル | |
剛性 | ◎ | ◎ | ◎ | |
靭性 | — | — | ◎ | |
意匠性 | ◎(接合部が見えない) | |||
CLT部材寸法 | 壁幅600mm以上 | CLT幅360mm以上 | CLTパネル工法に準ずる | |
ラミナの厚さは30mm以上 | ||||
CLT対象等級 | (異等級)Mx60-3-3∼Mx120-9-9 (同一)S60-3-3∼S120-9-9 |
(異等級)Mx60-5-5∼Mx120-5-7(※) (同一)S60-5-5∼S120-5-7(※) |
(異等級)Mx60-3-3∼Mx120-9-9(※) (同一)S60-3-3∼S120-9-9(※) |
|
CLT対象樹種 | カラマツ・ヒノキ・スギ・ベイマツ・スプルース・トドマツ 上記樹種の併用構成も含む 地域産材にも対応可能 |
|||
混構造対応 | ◎ | ○ | ||
構造計算 | 従来の構造計算ルート | CLTパネル工法の構造計算ルート | ||
評価の有無 | 構造性能評価取得済 | |||
詳細ページ | サミットCLT工法(軸組) | サミットCLT工法(パネル) |
技術と製品 - TECHNOLOGY & PRODUCT
各工法の比較
施工プロセス