北見信用金庫 紋別支店
「トライ・ハイブリッド構造」による新しい構造空間を実現
木-鉄筋コンクリート- 鉄骨の3種類の材料特性を最大限に活用した「トライ・ハイブリッド(TRY-HYBRID)構造」により、新しい魅力的な構造空間を実現した建物。
放射状に配置した「シェル・アーチ」の集成材架構で木造のぬくもり、柔らかさ風合いを活かしつつ意匠性の高い空間を表現するとともに、「テンション・タガ・リング」の鋼板が、積雪荷重を主とする屋根面鉛直荷重に対する耐力上昇及びクリープ変形を低減、RC耐震壁架構「フラット・ウォール」が耐震性能を確保した構造となっています。
木造部分には地域産材(構造材に唐松集成材、仕上げ材に椴松等)を活用し、「地産地消」を実現。地域産業の発展、建築・まちなみへの愛着等につながる建築物となっています。