久々野支所 久々野多目的センター 虹流館くぐの
市をあげて木造化を推進
高山市は面積の約92.1%を森林が占め、飛騨匠の技として「木を活かす」技術や感性が残る町。2005年の10市町村合併を機に木造・木質化に取り組み、木材と共生できる町をめざしています。
本建物は、支所機能の他、福祉的機能もあわせもつ複合施設で壁のない空間が求められた為、サミットHR工法を用いることで構造を意匠として見せつつ筋交いや構造壁が不要な希望に沿った空間が可能となりました。
また、将来用途変更する際、筋交いなどを気にせず間取り変更ができる可変性があり、公共建築には有効です。尚、維持管理の面から外部には「木部」をあらわしで使用せず木目調のアルミ材などで緑豊かな山里の調和を図っています。