信楽窯業技術試験場 別館棟１
国内外に向けた窯業技術の研究開発・人材育成・交流発信拠点を目指し、「モノ」「ヒト」「コト」づくりを支援する場として滋賀県工業技術総合センター内に計画された施設。本館は2階に分析機器などの重量物が設置されることもあり鉄骨造で設計されたものの、別館棟1は、木造、木質化が求められたことからフレキシビリティで空間構成に制限が少ない木造ラーメン構造で琵琶湖産認証材のスギを集成材に活用し設計された建物。焼成炉を使用するガス焼成室については、木架構部分を不燃材で被覆し、耐火性能を向上させています。
