ホテルインディゴ軽井沢
ロビー棟、ダイニング棟、スパ棟のアプローチ空間を木造あらわしで魅せる場所とし、RC造の宿泊棟とメリハリをつけた構造計画を行った施設。サミットHR工法の剛性の強さや露出しない仕口の納まりなどの利点をデザインに織り込み、柱・梁を複数本に分節して構造材を細くすることで周囲の樹木と連続したような表情を生み出しつつ、魅力的な落ち着きある大空間を演出しています。それぞれの棟で構造の納まりに変化をつけており、ロビー棟は3本の柱によるV字型と2本の張弦梁によって15mスパンの無柱空間を実現しています。また、2本の梁の間に照明を入れ込んだり、暖炉を梁から吊って支えたりと構造を設備計画に上手く取り入れた設計となっています。スパ棟の階段もサミットHR工法の技術により木のダイナミックな造形表現を可能としています。
ロビー棟：木造、ダイニング棟・スパ棟：RC造一部木造
