中・大規模木造、GIRのパイオニア「サミットHR工法」

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H25.06.07 : 3階建て木造庁舎 上天草松島庁舎 竣工

熊本県上天草市に「市民の合同、調和、融和のシンボル」となる松島庁舎・保健センターが完成し、4月26日落成式が行われました。

本庁舎は、当初RC造で計画されていましたが、県の木造公共建築物に対する補助制度や地域材を活用したいという地域木材関係者の思いも重なって、木造に変更。純木造3階建て庁舎は、全国でも初めての建物となっています。

全体のデザインは、「人と海のふれあうまち 上天草市」を、イルカが海で跳ね泳ぐ躍動感あふれる姿をイメージしており、屋根の形式をドーム状にすることで、庁舎棟と保健センター棟の2棟が一体的になり、半球形が台風時等の強風を受け流すなど防風対策にもなっています。

また同地域は、「寛政の大津波(1792年 高さ4.5mの津波)」で15,000人近い犠牲者を出したとの記録があり、庁舎1階の床高さを海抜6m、3階部分は災害時に本部機能を担う計画で、防災無線、備蓄倉庫等があり、ライフライン断絶時にも連続3日間使用可能な設備・バックアップ機能を備えるなど広域防災拠点庁舎としての役割を担っています。その為、躯体は重要度係数1.25をクリアするなどの耐震性能が求められ、木質二方向ラーメン構造である「サミットHR工法」が採用されました。。

尚、本庁舎は、構造用集成材だけでなく、内装材等もほぼ天草地域から納材され、地産地消を実現しています。

   

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