上天草松島庁舎兼保健センター
地域防災拠点機能を重視した3階建て木造庁舎
本庁舎は、当初RC造で計画されていたものを木造に変更。純木造の3階建て庁舎は、全国でも初めての建物。躍動感あふれる姿をイメージした建物は、屋根の形式をドーム状にすることで、庁舎棟と保健センター棟の2棟が一体的になり、半球形が台風時等の強風を受け流す防風対策にもなっています。
また、3階部分は災害時に本部機能の役割を担えるよう、躯体に重要度係数1.25をクリアするなどの耐震性能が求められたが、「サミットHR工法」を採用することで耐震性を確保。
構造用集成材だけでなく、内装材等もほぼ天草地域から納材され、地産地消を実現した建物となっています。