中・大規模木造、GIRのパイオニア「サミットHR工法」

木造建築の良さ

地球温暖化防止への貢献

木材は省エネルギー材料

木材は、材料製造時の炭素放出量が鉄やアルミニウムと比べると少なくてすむので、コンクリートや鉄の代わりに木材を利用すれば環境への負荷を低減できます。

木材が温暖化抑制材料

【樹木】がCO2(二酸化炭素)を取り入れ、酸素を放出して成長(光合成)していくことはしられていますが、成長過程において多くの二酸化炭素を吸収した機能は【木材】になってからも炭素を固定(貯蔵)し続けます。つまり木造建築は、温暖化の抑制にも繋がるのです。

co2排出量
住宅一戸あたりの材料製造時の炭素放出量と炭素貯蔵量※日本住宅・木材技術センター「木材のすすめ」より抜粋

環境負荷に関する試算

CO2の排出削減

右記表より建築の構造別CO2排出量を比較すると、木造(平均約230kg-CO2/m2)を1とすると鉄骨造は約2倍、鉄筋コンクリート(RC)造は2.5倍となり、RC造から木造に構造を変更することで1m2あたり約300kgのCO2排出削減に繋がります。
例えば延床面積4,000m2の校舎をRC造から木造に変更したとすると300kg/m2×4,000m2=1,200tの削減効果となります。

CO2の固定

木材中の炭素の固定量は、木材実質重量の約1/2といわれています。 木材の乾燥重量が約0.4〜0.5t/m3なので、この内の半分0.2〜0.25t/m3が炭素貯蔵量(=固定量)と考えます。
炭素が0.2t/m3固定されているとしたら、二酸化炭素に換算[二酸化炭素換算係数(44/12)]すると0.73t/m3になります。
木造施設の木材使用量は約0.25m3/m2位なので、例えば延床面積4,000m2の校舎を木造で建てた場合、0.25m3/m2×4,000m2=1,000m3。