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木の風合いを残しながらも、技術開発により強度性能を保証されたエンジニアリングウッド。
製材では実現できなかった精度と品質で自由度の高い設計を可能とします。
エンジニアリングウッドとは
木を原材料に工場で二次加工された木質部材のうち特に、強度特性が計算・評価・保証された木材製品をエンジニアリングウッド(EW)と呼び、構造用集成材、構造用LVL、構造用合板、OSBなどが代表例。
安定した品質と強度を持った木質部材
エンジアリングウッドの主たる特長は、非常に安定性が高く、通常の製材に比べて構造強度が非常に高いことです。
つまり、鉄骨の代わりに木を使って柱や梁等の躯体部分をも施工可能としました。
その木骨工法の究極が【サミットHR工法】といえるのではないでしょうか。
【サミットHR工法】では、構造用集成材や構造用LVLを柱や梁に利用しています。

エンジニアリングウッドは地球環境に優しい
エンジニアリングウッドは木材を挽き板、ベニヤ、削片にし、これを接着成型する為、天然物ゆえの長さ・幅の制約から解放され、長尺や断面の大きいものなどを効率的に造ることができます。
節や腐れなどを取り除き、木の特性や性質は活かしながらもより強度や精度の高い部材として利用でき、製造時のエネルギー消費も少ない為、地球環境に優しい部材です。
エンジニアリングウッドの特性
◆ 強度特性のバラツキが小さく、信頼性高い製品
◆ 自由な断面設計と加工性の良さで色々な形状に形成出来、
木材の特性を活かした自由な発想の意匠が可能
◆ 製品の寸法安定性が高い
木造の魅力
【強度】 比重が軽く部材の重量を軽減出来る
→基礎の低減が図れる
【断熱】 熱伝導率が低く断熱効果が高い
(コンクリートの1/4、鉄の1/200)
【調湿】 調湿効果が高く結露が生じにくい
(10cm角3mの柱1本で一升ビン約1本分の調湿能力)
【吸音】 反響がRC・S造に比べ少なく防音効果が大きい
【塩害】 酸・アルカリに耐候性があり塩害にも強い為、海岸近くの施設にも使用可能
【防火】 燃え代設計を行う事で火災時でも一定時間の耐力が保持される
【意匠】 構造材を化粧材として利用でき、木の優しさ、温もりが表せる
木材は鉄鋼よりも長い時間強度を保ちます。
無被覆の鋼材は、加熱によって急速に強度が低下し、時として前触れなしに突然崩壊する場合があります。
これとは対照的に、木材の強度低下は遅く表面が燃えても中心部までは燃えにくく建物は倒壊せず、その防火性は高く評価されています。
「木は燃えやすい」と思っていませんか?
木は260℃前後で引火するので、その温度にまで達しなければ燃えません。木は他の化学製品と違い、自力で燃焼を進めることが苦手です。例えば、ポリウレタンなどの可燃物は、一度火をつけるとそのもの自体の自己燃焼力によって燃えつづけますが、木材は、火がついたと思って放置していても自然消火される事が見受けられます。
これは、自然燃焼力が弱いからです。火種を作るのが大変なのは、この為です。また、小さい小枝は良く燃えてすぐに灰になってしまいますが、太い材木は、なかなか火がつかず燃える材料がなくなっても表面が黒い炭になって、太いまま残っているという事があります。
これは、小さい木材は、体積に比べ表面積が小さい為、酸素が内部まで供給されやすく燃えやすいのに比べ、大断面の太い材木は、体積に比べて表面積が小さい為に酸素が内部まで供給されにくく、又、表面の炭化した部分が断熱材の役割をして熱を伝えにくくしている為、炭化速度を失速させるという特性をもっている為です。(上写真のように表面は炭化しても中心部はもとの状態を保っています)
「燃え代設計」は、この特性を活かし、消火活動が行われるまでの一定時間に表面が炭化する厚さを設定して、それが燃えない部分だけでも建物を支えることができるように部材を計算した設計手法です。
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